今日の工房 シュリンクレザーの一枚革トートバッグ
こんにちは、年子三人ママのRinaです。
外はだいぶ暖かくなり、春らしい風を感じるようになりましたね。暖かくなってきたからか、最近は息子たちが保育園まで歩いて行きたがっています。なのでたまに歩いて登園するのですが、約40分はかかっちゃうんですよね(大人だけで歩いたら約15分)。時間はかかりますが、良い運動です。
季節の移り変わりと共に、隣接している姉妹店であるZUCCOTTOからも発注を多くもらっています。
今回のブログは、そのうちの一つであるトートバッグ(スクウェア・トート)について、製造工程と共に少しだけ紹介します。
牛革を使用しており、裏に他の革を貼り合わせずに一枚革で仕立ててます。一枚革でも、革自体の厚みが約2㎜あるので、強度はしっかりあって安心です。
床面(裏)には本革ならではの血筋の跡(上の写真)などがあることがあり、そのような場所も避けずに製品に使用しています。表側はシュリンクの型押しが施してあり、さらに、均一に色が染められて(ラッカー仕上げ)いるため表は傷が目立たなくなっています。そういった表側部分に関しては、革好きの人には少し物足りないかもしれないですね。
とは言え、使用していくうちに表面にツヤが出てくるので、経年変化も多少は愉しめます。自分だけの革に仕上がっていくのは間違いなしです。さらに、色落ちが非常にしにくい革なので、洋服に色が移るなどの心配をしず、気軽に使用できるところもおすすめです。
こちらの写真は、バッグをひっくり返す前の状態です。
この状態を簡単に説明しますと、、
・持ち手が口裏で挟んであって、口周りのミシンがしてある
・表に見える飾りテープがつけてある(写真では見えない)
・横面と底面のミシンがしてある
・ホックやカシメが打ってある
という感じです。この状態まで来たらこれをクルっとひっくり返すんですよ。
そしてひっくり返した状態がこちら↓
この平っぺたい状態のバッグもいいですよね~。これはこれで製品としてありそう、、。
ですが、スクウェア・トートはこの状態では終わりません。この平っぺたい状態の横を折り曲げて立体的な形にします。ここまできたらもう完成間近です。
そして、、
横を折って、、カシメをして、、ミシンをかけて、、完成しました!
じゃん!!
この商品は元々、ピンク、オレンジ、グレー、オークの4色展開だったのですが、ピンクカラーの革がもうなくなってしまい、残り3色となりました。
ちなみに、写真に写っているブルーのバッグが一つだけありますが、こちらはお客様のカラーオーダー品です。
店舗ではカラーオーダーを承っていますが、商品や革の種類によってお値段は異なりますので、スタッフにお気軽にお声掛けください(^o^)
さらに、バッグのベルトを通すことのできる、ゴールドカラーのZUCCOTTOのネームロゴが使用されています。バッグのシンプルなデザインの中に、金具が少し華やかさをプラスしてくれるので、高級感も感じられます。シュリンクのカジュアルさとのバランスが絶妙に取れているバッグです。
オレンジカラーは店舗スタッフさんも持っていて、コーディネートのアクセントに使用されています。夏によく持っている印象があるので、これからの季節に良いのかもしれないですね。
コーデ例
オレンジがアクセントになって、可愛いですね☆
イボーナでも最近登場した「ラウンド・ミニポシェット」というバッグがありますが、そちらのバッグもコーディネートのアクセントになる可愛いバッグです。
アクセサリー感覚で身に着ける、小さなバッグというのをコンセプトに企画・製造したものです。
-クラックゴート-
ラウンド・ミニポシェット
art :[ibbr01-gt]
こちらのバッグについてはまた別の記事で紹介しますね!是非チェックしてみてください!
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