イタリアンレザーの経年変化《エイジング ギャラリー2021》

新年あけましておめでとうございます。

イボーナ公式オンラインショップの加藤です。

本年もイボーナをどうぞよろしくお願い致します。

 

さて今回の年末年始は合計6日間の休暇を頂きましたが、その間インスタグラムのみ更新させていただきました。

工房がお休みなので工房の様子などをお見せする事はできず、製作の様子や新作はもちろん、在庫完成のお知らせなども出来ないので、過去に撮影したものと新たに撮影した写真を組み合わせて経年変化紹介をさせていただきました。

 

ビフォーアフターを1日1枚ずつ。

という事で合計6枚を投稿しましたので、ギュッとまとめてブログでもお見せしようと思います。※内容はインスタと同じです。

 

『ストリング・キーケース』
スクラッチ・オイルレザー / ブラウン
-品番:ibg42-sc

革の仕上げが特徴的なイタリアンレザーのブラウンです。
表面にスクラッチ加工を施しており、エイジングを感じやすい素材。スクラッチ加工というのは革の表面に小さく浅いひっかき傷を付ける加工ですが、イメージがつきにくい場合は、せひ革サンプルの無料請求もお気軽にどうぞ。

 


 

『セルクル・ポシェット』
イタリアン・オイルレザー / ブラウン
-品番:ibb22-am

 

第二弾は、こんがりと美味しそうに焼けたイタリア革のブラウン。
使用期間は半年と少しほどですが夏はほぼ毎日使用した『セルクル・ポシェット』です。
メンテナンスは一切しておりませんが綺麗なエイジング。
最初からオイルを含んだ革でミニショルダーほどの大きさだと、メンテナンスをしなくても愛情を込めてサスサスするだけで十分です。

 


 

『レザーマウスパッド』
イタリアン・オイルワックスレザー / アイボリー
-品番:ibgh01-as

第三弾はお家時間で少しずつ経年変化を愉しめるマウスパッド。(三つ折りコンパクトウォレットを添えております)
マウスパッドの方がエイジングが進んでおりますがどちらも同じ革を使用しており、
写真ではわかりにくいのですが、マウスパッドの方は艶も出始めています。
擦れる場所にムラが出来すぎないように、たまに回して使ってみたり。
こちらのマウスパッドは裏面にも本革(豚革)を使用しているので、今回のエイジング紹介を機に裏面も確認しましたが、ほぼ経年変化はしていませんでした。机に触れているだけで、ほとんど動くことも無いので変化なしですが、頻繁に持ち歩いたりする事で両面のエイジングが期待できるかもしれません。

 


 

『ドロップジップ・ショルダー』
イタリアン・オイルワックスレザー / アイボリー
-品番:ibb21-as

第四弾は前回と同じ革ですが革小物では無くショルダーバッグです。
同じアイテムでも革の場所や使う人によってエイジングは変わりますが、用途が全く違ったりするとまた違うエイジングが愉しめます。
今回のショルダーバッグは縦にトラ模様があり、全体的にやや焼けてきている感じも見られます。
面積の大きな革製品になるほど、本革らしい表情が含まれる可能性が高くなっていきますね。
ちなみにトラ模様はこちらの鞄で使っているイタリアンレザーの特徴ではあるものの、すべての個体に入るわけではありません。
製作個数にもよりますが、
一度の製作で完成する全ての個体にトラが無い、という事はおそらく無いので「トラが目立つ個体」という希望を頂けましたら、出来る限り条件に近いものをお届けする事も可能です🐯

 


 

『モク・ミニウォレット』
スクラッチ・オイルレザー / エバーグリーン
-品番:ibg35-sc

第五弾は、第一弾で紹介したブラウンと同じ革です。
暗めで落ち着いた色合いのグリーンは経年変化が進むと、更に色が濃くなり艶が出てきます。
2枚目の写真でお財布の下に敷いている革も同じ革なので、変化が良く伝わるかなと思います。
(下に敷いているのはサンプルのキンドルケース)
エイジングが進むと、太陽の光に当たることでうっすらグリーンが見えたり、部分的にグリーンが残るような色合いになります。
エバーグリーンは性別や年代問わず、プレゼントにも使いやすいカラーです。

 


 

『ドロップジップ・ショルダー』
イタリアン・オイルレザー/ブラック
-品番:ibb21-am

第六弾になりましたエイジング紹介シリーズ。
今回はブラックの経年変化です。
ブラックというとあまり変化が見られなさそうですが、使い込むほどに柔らかくなり艶が増してきます。新品と比較するとかなり艶が増しているのですが写真では伝わりにくかった為、エイジング写真は太陽光ガンガンでお見せしています。
ブラックの場合は色の変化はほぼ無いので、エイジングのふり幅は少なめにはなりますが、本革の経年変化や質感は存分に感じていただけるかと思います。
そしてオイルレザーは最初から油分を含んでいるので、ケアをしなくても艶が増していきます。写真のエイジングでも実はメンテナンスはしていません。

 


 

 

以上、いかがでしたでしょうか?

 

このように変化していくのが本革の魅力。タンニン鞣し革(ナチュラルレザー)の魅力です。

使い込むにつれてボロボロになっていき定期的に買い替え。というのも1つの方法ではありますが、使い込むにつれて味わいが出ていき、さらに好きになっていく。というのも愉しみがあって良いと思います。

 

今回はイボーナ製品のビフォーアフターを紹介させていただきました。

 

それでは。

2022年も適度に休憩しながら張り切って参りますので。

イボーナをよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

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