クロコ型押しサコッシュを簡単お手入れ
こんにちは。いつも pelletteria ibona のブログをご覧いただきありがとうございます。
今日はいつでもできる簡単なお手入れをご紹介します。
お手入れするのはこちら
私はこのサコッシュの製品になる前のサンプル品を使用しています。今年のゴールデンウィーク明けくらいからになりますので、大体５か月と少しくらいの使用です。
この５か月間は通勤から休日の外出までほぼ毎日使用しています。夏の暑い日などは私のばっちい汗もたくさん吸ってしまったのかもしれません。
使い方はストラップを短めにして、背中ではなく胸の前にかけています。中には財布とスマホ、たばこにライター、鍵が常に入っており、必要があれば他にちょこちょこと細かいものを入れるといった感じです。
この５か月間お手入れは全くしていなかったのですが、クロコの型押しがしてあるので痛みや傷など気にしていませんでした。ブログのネタにもなるしちょうどいいタイミングかと思い簡単にお手入れしてみました。
こちらがZUCCOTTOの実店舗にあった新品の状態のもの。つい先日売れて新しくやってきた出来立てほやほやのサコッシュです。
こっちが私が使用しているもの。形もくったりと柔らかくなっているのが画像からもわかります。ただ、エンボスレザーのため、消耗具合などはあまりわかりませんが、全体的に白く濁ったような感じがします。
それではお手入れスタートです。
まずはブラッシングでほこりを落としていきます。ほこり落とし専用の馬の毛のブラシを使用します。型押しの溝やファスナー、ロゴプレートなどほこりがたまりやすい部分は特にしっかりと落としていきます。
ほこりを落としたらクリームです。今回使うのはこちら
ZUCCOTTOに常備してあるラナパーレザークリームです。ibonaで販売しているブリオ レザーコンディショニングクリーム とは違う商品になります。こちらはよくある靴クリームといった質感です。ちなみにブリオは女性が使うフェイスクリームのような質感でプルプルしており、クリームの塊が残りにくいという印象です。
これを指で全体に塗り込んでいきます。無色のクリームですので色々な革に使えてとても便利です。一度にたくさんの量は取らず、べたべたにならないよう少しずつ全体になじむように塗っていきます。
塗り終わったらもう一度ブラッシング。今回の仕上げブラシは豚の毛を使っっています。先ほどのほこり落としと違って、クリームをなじませるのと余分なクリームを取り除くのが目的です。おなじように型押しの溝などにクリームの塊を残さないようしっかりとブラッシングします。
最後に磨き上げていきます。なるべく綿１００％の布を使うようにしています。力を入れてこするのではなく、やさしく何度もなでる感覚で磨いていきます。
磨きあがりました。画像ではあまりわかりませんが、しろい濁りのようなものがとれ、透明感が出たのが一番印象的な気がします。表面の乾燥が原因だったのだと思います。全体的に艶が出ていい感じになりました。
ここまでの所要時間は５分から１０分。これなら毎日でもできそうですね。もちろんその必要はありませんので気になったとき、気が付いたときにやるくらいでいいと思います。
以上、不精な私でもできる簡単お手入れをご紹介しました。
皆さんも時々愛用の靴やバッグなどお手入れしてあげてください。
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