ibonaのレザースニーカー。人気デザインの履き心地をご紹介。
こんにちは。いつもpelletteria ibonaのブログをご覧いただきありがとうございます。
最近暖かくなってきこともあってかスニーカーの売れ行きが好調です。たくさんの嬉しいレビューもいただいています。
シンプルで上質なibonaのレザースニーカーですが、ここで改めて私の履き感想をまとめてみたいと思います。今回はib5501、ib5502、ib5503の紹介です。
まず、一番に言えることは軽いという事。お客様のレビューでも一番多いご感想です。
もともと革という素材はある程度重さがあるものではありますが、その分強さがあるため、
キャンバス地に比べて薄く作ることができます。そのため、単位当たりの重さがあっても靴にしたときには、アッパーの重さはナイキなどのスニーカーと比べてもそう変わりのないものになります。
アッパーが同じ重さになりますので、あとは他の部材。特に大きな部分を占める底材です。
ibonaではイタリアから輸入したフィンプロジェクト社とビブラム社の2種類のソールを使用しています。どちらも軽く、クッション性、屈曲性ともに優れています。また耐久性も一般的な革靴に比べて抜群に優れています。
こちらは私の私物、ZUCCOTTOのメンズシューズです。これはこれでかっこいいですが、底材は薄く、固く、クッション性も屈曲性もibonaのものに比べて大きく劣ります。そして何よりもずっしりと重くなっています。
それらが大きな理由で、一日履くと足が重く、とても疲れたと感じます。逆にibonaのレザースニーカーであれば一日大忙しで走り回ったとしても疲れた、足が痛い、そう感じることは皆無です。
こんな感じで、ibonaのレザースニーカーには共通して、底材の優秀さがあります。履きごこちの良さを決める大きな要素です。実は正直なところ、この2種類のソールを使ってあるのであればアッパーのデザインは特に気になることもなく、履き心地にあまり差は感じていません。あとは服やシーンに合わせて好みのデザイン、カラーを選ぶだけです。ですが、少しずつの違いもあります。例を挙げるとチップというつま先にある革の切り替えとステッチの部分です。
デザインによってつま先側にあるもの、甲側にあるものがありますので、幅の広い方は気にしていただけるといいかと思います。
前提としてですが、私は大きめサイズをゆったり履くのが好みです。数字としては足長が250ミリ、幅が95ミリ、足周囲が250ミリです。jis規格のワイズ表ではEEくらいで足長に対し少し幅細めで厚みがありますが、標準的な日本人の足といえるかもしれません。ナイキやニューバランスのスニーカーで27か27.5センチで今までは履いていました。ibonaのレザースニーカーはすべて26.5センチですが、実際のジャストサイズは26センチかなと思います。
まずはib5501シリーズ。現在は生産されておらず、ibonaのショップでも取り扱いはありません。
こちらは初期に作られたもので、私はこちらのボルドーを履いています。
仕様はスリッポンタイプで、甲の両サイドにそれぞれゴアがついています。中は全て革で作られ、踵部分の枕というクッション材が特徴です。
じつは一番履く機会の少ないデザインです。というのもスリッポンというデザインの特性上、サイズ選び、足に合うか合わないかがとてもシビアになります。無理のないサイズで選びましたが、逆に余裕がありすぎて足が前に出てしまい、指の付け根あたりになんとも言えない痛みが出てしまいました。今は革が伸び、なじむことで痛みはなくなりましたが、踵がパカパカとしてあまり履きやすくはありません。靴作りの難しさを痛感したデザインです。いまは改良されデザインも一新したib5511シリーズが販売されています。こちらはより深くデザインすることでフィット感よく履き心地も抜群です。
次にib5502シリーズ。こちらも私はボルドーを履いていました。一番最初にはいたibonaのレザースニーカーです。レースアップのデザインでアイレットが多く、ザ・スニーカーといった感じです。チップは甲側についています。履き口全体に枕をつけてあるので、このデザインではくるぶしの痛みも感じたことがありません。とても気持ちよく履いています。初めてのレザースニーカーという事で、もう7年はゆうに履いていますが長く履けるというのも魅力の一つだと思います。キャンバス地だとどうしても汚れがついて、白いものは茶色く汚くなっていきますが、革なのでそういった事に悩まされることもなく、より艶が出て時間がたてばたつほどきれいになっていく気がします。
最近はベロアを使用した鮮やかなカラーも発売されて一番カジュアルに履けるデザインです。
お客様から頂いたレビューもこんな感じで軽いこととデザインを気に入ってくださっているようです。
迷われている方がいらっしゃればぜひ参考にしてみてください。