姉妹店ZUCCOTTOにて実店舗限定色受け付け開始

こんにちは。いつもpelletteria ibonaのブログをご覧いただきありがとうございます。

お盆休みに実家に帰省してきました。台風が来る日でしたので今年は無理かなとあきらめていましたが、1日遅れでなんとか飛行機が飛び無事に帰ることが出来ました。

海に行ったりドライブをしたり釣りをしたりと田舎を満喫してきました。両親も孫の顔を見れて喜んでくれていました。

 

 

超軽量で機能性抜群のibonaのレザースニーカー。スニーカーながら上質な本革を使用し、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンにコーディネートしていただけると大変好評をいただいております。私が販売員をしています姉妹店のZUCCOTTOでも毎日のようにお客様に足を運んでいただいております。以前は一部のスニーカーのみのディスプレイでしたが、先日よりラインナップがさらに充実しました。

画像の右手バッグのコーナーが出来ました。一部は本店webショップに先立っての販売開始です。

ラインナップはこんな感じです。

2wayファスナートート

A4バックルトート

ダブルジップ・サコッシュ

の3点です。もちろんディスプレイされていない小物なども実店舗で見ていただけます。私やほかのスタッフに声をかけていただければibonaの事務所まで走りますのでお気軽にお声がけください。

実店舗ということで革サンプルもご用意しています。実際にディスプレイされている以外にもカラーバリエーションはありますので、実際にサンプルを確認していただいてお買い上げいただけます。また、実店舗限定でオーダーしていただける実店舗限定色もご用意しております。

こちらディスプレイされているのはほとんどが新作のバッグです。詳しい紹介などは作り手の加藤からまたブログでされると思いますのでお待ちください。

 

話は変わりますが、先日同じようにひたすら素材と作品に向かい続ける職人さんに出会いました。眼鏡を作る職人さんで、一人で企画、デザインから製造、販売まですべてを手掛けられていました。

土屋眼鏡製作所さんです。

普段は工房でひたすら製品に向かい続ける日々のようですが、週末のみ工房に併設されているギャラリーをオープンしているそうです。お一人でひとつひとつ大切に作られているので販売数は決して多くはありませんが、知る人ぞ知るといった感じのメーカーさんです。いろいろと自分で調べてみましたが、眼鏡好きの間では、こちらの眼鏡をかけていると「お!わかってるね~」となる憧れの一流ブランドです。掲載された雑誌も数知れず、雑誌を見て日本全国から実際に見たいとお客様が足繁く通っているそうです。購入できる場所も限られており、このギャラリーか東京を中心に国内で数店舗しかないとのことでした。お話を聞くごとにどんどんほしくなり、我慢できずに私も注文してきました。大人気過ぎて生産が追い付いていないそうですが、別段急いでいないのでゆっくりと楽しみに待ちたいと思います。今回土屋眼鏡製作所さんにお伺いして、同じモノづくり、そしてお客様にお届けするという点でとても親近感を感じました。最低限の道具と最大限の自分の手を使い素材を製品へと生まれ変わらせる姿は名進の工房で毎日活躍している職人さんと全く同じでした。名進では靴もバッグも小物も全てそれぞれの職人がそれぞれの持ち場で一足一足、ひとつひとつに向き合って作られます。それぞれの持ち場があり、自分の作業が出来上がると次の担当へと渡されます。流れ作業のようにも見えますが、決してそうではなく一つの持ち場がそれぞれ独立して、最高の結果を出せるよう手を尽くしています。

そしてもう一つビジネスのお話もさせていただきました。東京で展示会を開いたり、SNSを使ったマーケティングなど勉強になることがたくさんありました。ibonaも現在はwebショップを通して日本全国、全世界からの注文を受け付けていますが、まだまだ知名度に満足しているわけではありません。一流のブランドになっていくため、よりたくさんのお客様の足元を彩り、かっこよくて履きやすい靴をお届けする道筋を見つけるヒントをいただきました。

私は名進でいろいろな仕事をしています。営業時間中はzuccottoの販売員。開店前や閉店後、お客様のいない合間に名進の事務所で経理などの事務作業をしたり、ibonaの工房で製造のアシスタントをしたりとしています。仕事の種類でいえば名進の中でも多いほうなのかなと思います。そしてもう一つ、新規の取引先とのやり取りも担当することが多いです。

先日取引が決まった企業様は、半年以上の時間をかけて打ち合わせを繰り返し、ご希望の製品までたどり着くことができました。ご自身ですでに靴の販売も携わっておられ、その中で足のトラブル、そしてそこから派生する全身のトラブルに悩まれている方がとても多いことを感じ、何年もいろいろな靴の工房を訪ねて回っていらっしゃったそうです。昨年の夏の終わりごろにたまたまzuccottoとその靴の製造を手掛ける名進を見つけてくださり、ご連絡をいただいたところからお取引が始まりました。実際に足を運んでくださり、zuccottoの実店舗にて靴を実際に見たうえでご自身が理想と考える靴を提示し、私と社長と3人でその理想の靴をどうやって形にし、実現するかを打ち合わせを行いました。ご希望を聞いて社長がサンプルを製造する。それをもって再度打ち合わせをする。これを繰り返して、約1年近くになりますが、ご満足いただき、納品にこぎつけることができました。

これまでシーズンの新作など自分たちで企画し、自分たちが満足できる製品を作ることは何度もしてきましたが、今回私にとっては初めての、クライアントが満足する製品づくりを経験しました。クライアントの希望するもの、ニーズを細部にわたってしっかりとくみ取り、それを形にしたり、逆にこちらから提案したりと、クライアントの希望以上の製品を提供する。なんとなく前職でやっていた事と共通する部分があり、前職の事を思い出し、懐かしいな~と思いながら行っていました。

今回の製品はまだエンドユーザーであるお客様の元には届いていません。お客様のご意見を聞き、ここからさらに改善改良がおこなわれることでしょう。

名進で作った靴がもっとたくさんの方に愛用していただけるためにもっともっと頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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