[スタッフの私物紹介]+オイルレザーの”傷”について
こんにちは。
イボーナwebショップの加藤です。
さて、早速ですがイボーナといえば、工房直売のファクトリーブランド。
その為、品質の維持がしやすかったり、既製品同様のソール交換が可能だったり、柔軟に製品の企画、販売ができます。
また、発売前の段階のサンプル品を実際にモニターしてみたり、時には気に入ったらそのまま継続して使う事などもあります。
実際に使ってみて、少しずつ修正を重ねて、自信をもって販売できるものになったら製品としてデビューするわけです。
そして今回は、モニターとして使い始めてからそのまま使い続けているものや、購入したものの中から自身の私物を1つご紹介したいと思います。
こちら全6色ありますが、ファスナーとコンビカラーになっている
マスタードを6か月ほど使用しています。
ナチュラルな素材感を感じる牛革のポーチです。
▼マスタードはこれ▼
今回ブログの為に写真を撮ろうと思いポーチをポケットから出して、
10か月の娘を膝の上でホールドしながら、
カタカタとこの記事を書いていました。
そうして気が付くと、
10か月の娘が自慢の爪を使って本気を出しました。
この時にまだ写真を撮っていなかったので、少しショックを受けていると、
すぐに。
「これはオイルレザーの特徴をお伝えするのにぴったりではないか!!」
と思い、撮影。
というのも、こういった種類の革は、とにかく傷が付きやすいんです。
ですが、ひっかいた傷はすぐに消える。という事で、
キズの消し方。
というよりも革の特性のようなものを少しご紹介します。
ちなみに、革工房ということで特殊な加工を施して傷を消す。
という事は一切ありません。
分かりやすいように、とりあえずたくさんついたひっかき傷の中から、1つだけを選んでピックアップして消してみます。
まずはコチラの画像▼
たくさん傷が付いていますね、、。
次はこちらの画像▼
無くなった傷がわかりますか?
もう少し分かりやすく見せるとこちら▼
そして正解はこちら▼
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時間的には10秒ほどでこれだけ綺麗になりました。
10分じゃなくて10秒ですよ。
何を使ったかというと、ずばり手です。
やり方は?というと、擦るだけです。
とても簡単に消えていきます。
手で 擦る だけです。
そういった方法で、そのまま全体を擦り続けると、とりあえずはこんな感じまで
ひっかき傷が回復しました。
もともとはこんな感じ▼
時間にすると1分ちょっとでここまで綺麗に消せるので、
もう少し時間をかければさらに綺麗に消えると思います。
ただし、
・深い傷
・水のシミ
にはもちろん注意が必要です。
個人的には、革のいろいろな表情が見えるレザーなので、
シミや多少深い傷も“味”として受け入れてしまいますが、、
でも注意が必要。
このように、こちらのポーチなどで使用しているナチュラルオイルワックスレザーは、傷がつきやすく、さらに簡単に消えやすい性質を持った革です。
分かりやすく言うと、毎日手で持ったりポケットに入れたりしているうちに、
勝手に傷が付いていき、そして勝手に消えていきます。
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そうしていくうちに、このオイルレザーの場合は味わい深く、
艶やかに経年変化/エイジングをしていきます。
表面を顔料で覆い隠さない、自然な風合いの牛革だからこその愉しみですね。
革好きの方にはお勧めです。
ちなみにこちらのポーチ、実はお財布として使用しています。
ポーチの中に別の小銭入れを入れちゃってますが、
そのほかにカードとお札。そして一番重要なのが車の鍵(スマートキー)です。
荷物をできるだけ減らしたい事と、お財布と鍵を分けて持つことが嫌なので、
この小さなポーチで全てをすましています。
というわけで、今回は私物の紹介でもあり、
イボーナで扱っている革の紹介もしてしまいました。
オイルレザーというものについてや、革についてのより細かいことは、別途ご紹介していこうと思います。
また、イボーナでは近日中にレディーススニーカーが登場予定です。
メンズスニーカーと同じく、履き心地にはしっかりとこだわった、スニーカーですよ。
随時チェックしてみてください。
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