本革の長財布を使用してみて
こんにちは、Rinaです。
まだまだ寒い日が続きそうですね~
3歳の長男がいっつも寒がってうるさいのですが、「ぼくは強いから寒くないよ」と言って上着を着てくれない時もあります。どういうことなんですかね(笑)
風邪をひかないように防寒には気を遣いたいとこです。
さて、今回の内容は『経年変化は革によってどう違いが出るのか』ということです!
経年変化(エイジング)は革製品の魅力の一つでもありますね。
ご使用方法やお手入れが加わることによりどんどん変化していきます。製品が出来上がってからも、お客様に使用していただくことでその製品は自分だけのものへと進化していくのです。
しかしこの「経年変化」が、すべての革に該当することなのでしょうか?というのも、経年変化は素材によって差があります。今回は、パテントレザー(エナメル加工)とオイルレザーの二つの素材で比較して紹介していきます。
素材:パテントレザー(エナメル加工)
使用期間:約2年
種類:ラウンドファスナー・ロングウォレット(zuccotto)
こちらは実際に私が使用していたものです。入社して間もないころに、練習も兼ねて自分で作製しました。zuccottoさんのロングウォレットはセミオーダーが可能なので、自分で好きな革を選ばせてもらいました。
そして中に小銭入れはありますが、小銭入れ部分はほぼ使いませんでした。というのも、コインケースを別途で使ってました。そのためか、小銭入れ部分はほぼ型崩れなしで使えました。カードもあまり入れなかったので、全体的なふくらみもそれほど感じないですね。
持ち運び方としては基本的に、バッグに入れてました。エナメル素材は、他の製品の色が移ってしまう可能性のある革なので、そこには注意を払ってました。
ファスナーの金具はゴールドを使用していたのですが、そちらの色は結構変化してしまい、アンティーク調になってますね。一方で、表面の色の変化はあまりないように思えます。(※全く変わらない訳ではありません。)
素材:オイルレザー
使用期間:約1年
種類:ラウンドファスナ・ロングウォレット(zuccotto)
こちらは私の実の弟が使用していたもので、お誕生日にプレゼントしました。
ちなみにですが、お財布の経年変化の写真を撮ったその日に盗難に遭い、このお財布はどこかへ消えていきました、、。すごく悲しい、、。週末の夜に人の多い街で友人とお酒を飲みに遊びに行き、ポケットにいれていたら気づいたら無くなっていたそうですよ。皆さんも盗難には本当に注意してくださいね!
ということで、現品が手元になく、中身の写真を撮り忘れていたので、中身がどうなっているのかわかりませんが、、外見はだいぶ変わりましたね!色はキャメルがブラウンになっています。
バッグに入れる時もあったそうですが、基本的にはズボンの後ろのポケットに入れていたそうです(だから盗難に遭うんだよって言いたいです)。革にクリームを使うなどのケアは一度もやっていなくても、これくらい綺麗にエイジングされていくんですね。
【パテントレザー】
ほぼ経年変化がありませんでした。ということは、長い間キレイに保てるということです。あまり変化させたくなく、最初の姿をキープしたいという方にはおすすめです。ちなみに、湿度の高い場所に置いていくとベタつきが出ることもある革ですが、水や汚れにも強く耐久性のある革ですよ☺
【オイルレザー】
1年程の使用で結構変化しました。革のエイジングを愉しみたい方、愉しんでみたい方にはぜひおすすめしたいです。見た目に使用感は出てきても、本革なので製品としては永くご使用いただけます。そして、経年変化を感じるようになると、本革製品がどんどん好きになること間違いなしです!レザーやレザーケアの知識がなくても十分愉しめますよ☺
どちらの革もおすすめしたい革です。
革の素材を考えることも含め、製品選びを楽しんでいただけたら幸いです。
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