4年間で使ったお財布は4つ。「お財布遍歴」と使ってわかったこと-作り手まゆこ

こんにちは。イボーナのまゆこです。
名古屋は10月に入ってやっと過ごしやすい気温になってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は冬服が好きなので衣替えにわくわくしつつ、2026年もあと3ヶ月ということに急にあせあせしてきました。毎年10月になるとなぜか焦りだします。焦っているうちにクリスマスが来て2027年が来ますよね…。
このあっという間に1年過ぎていくな~を繰り返して、私事ながら気づけば今年でイボーナに入社して4年が経ちました。

そこで今回は、私が4年間で実際に使ってきた4つのお財布について、なぜ選んだのか、どう使っていたのか、使ってみて感じたことを、少し思い出にも浸りながら振り返ってみたいと思います。
それぞれのお財布の私の使い方・使い分けなどが、お財布選び方の参考になりますと幸いです。
愛用してきた4つのお財布

振り返ってみると、私が使ってきたお財布は4年間で4つ。
多いですよね…?
最初『トレーネ・ウォレット』を手にした時は、「私の初めてのイボーナのお財布!このお財布を一生使い続ける!!」と思っていました(笑)
それでも3回もお財布を新調しているのは、純粋に「欲しい!」という気持ちはもちろんですが、「新作の使用感を試してみよう」みたいなスタッフならではの事情もあったりします。
使ってみた結果、自分に合う合わないはやっぱり出てきてしまうもの。
ただ作り手としては、皆さんには自分に合ったお財布を長く愛用して経年変化を楽しんでいただくのが一番嬉しいです。
①『トレーネ・ウォレット』使用開始:2022年

- 革 :スクラッチ・オイルレザー
- 色 :イエロー
- 収納量目安 :カード6枚程度・お札10枚程度・小銭20枚以上
『トレーネ・ウォレット』は2022年に私がイボーナに入ってまだ間もない頃に新作として発売された記憶があります。
初めて出たインスタライブも『トレーネ』の新作紹介ライブだった気がします。(緊張しまくりで絶対に振り返りたくないクオリティでした…)
そして製造は全くの未経験で入社した私ですが、初めて最初から最後まで作れるようになった製品もこの『トレーネ』でした。初めて尽くしのこのイエローの『トレーネ』には、個人的にかな~り思い入れがあります。
思い出も込みで愛でてしまいますね。
私にとって”ちょうど良い”サイズ
これまで使ってきた4つのお財布の中でも『トレーネ』が一番私の理想のサイズでした!
今はほとんどQRコード決済の私ですが、4年前はまだ現金もカードも今より持ち歩いていました。
収納量的には必要最低限プラス少しという感じなので、完全にキャッシュレスではなくて、まだまだ現金も持ち歩きたいけど、そんなに容量はいらない!という方にピッタリなお財布な気がします。

手前の3段のカードポケットには、それぞれ2枚づつ収納して、後ろのフリーポケットには仕切りの前後で小銭とお札(二つ折り)を入れて使っていました。
フラップを開けるワンアクションで、カード・お札・小銭の全部を出し入れできるのも個人的には大きなポイント。 お財布は色んなポケットが装備されていることの方が多いので、『トレーネ』はあるようでない仕様かなと思います。

そして、厚すぎず薄すぎずな二つ折りサイズの『トレーネ』は鞄の中で適度な存在感があってそれもまた好きなところです。
大好きなイエローの経年変化
もともと黄色が好きではあるのですが、洋服が地味目な色が多いので、小物くらい明るい色を持ってみよう!と思ってイエローを選びました。
イボーナで使っている革の中では、個人的にイエローの経年変化が一番好きです。

このスクラッチ・オイルレザーのイエローの経年変化は振れ幅がとても大きくて、イエローがだんだんキャメルっぽい色合いに変化していくので、濃くなっていくというよりは色自体が変わっていくというイメージです。
ただやっぱり明るい色は傷やしみが目立ちやすいからか、使ってみると”綺麗に使う”のがなかなか難しかったです。 使い始めてすぐくらいの時にフラップに水シミをつけてしまいました。

当時はかなり落ち込んだのですが、序盤でシミができたということもあり、そこからは開き直って、あまり気にせず少々ガサツにも使えるようになった気がします。
ある程度の傷やシミは避けられないもので、その積み重ねも含めて経年変化。
ということにして、このシミも思い出の一つとしてシミにすら愛着が湧いてきたらもう怖いものなしです! !今では少し濡れたくらいの手でもバンバン触っています(笑)
②『三つ折りコンパクトウォレット』使用開始:2023年

- 革 :イタリアン・オイルレザー
- 色 :ブラウン
- 収納量目安 :カード3~4枚程度・お札10枚程度・小銭20枚以上
とにかく小さいお財布にしたい方にはこれ!というお財布。
イボーナのロングセラーを使ってみたい!という気持ちと、当時使い始めたペティ・ポーチに入るお財布が欲しい!というのがきっかけで使い始めました。
これまでトレーネに入れていたカード全部を入れることはできないので、必要最低限をコンパクに入れ、プラスで何枚か持ち歩きたい時はパルモ・カードケースを一緒に使っていました。
パルモと一緒に持ってもコンパクトにまとまるのが素敵です!

鞄とはまた違った経年変化
私の『三つ折りコンパクトウォレット』はイタリアン・オイルレザーのブラウンで、これは鞄で出している定番色ブラウンと同じ革です。
同じ革なのですが、鞄と小物では経年変化がまた違ったりします。

写真では伝わりづらいですが…
鞄は小物と比べると陽に当たる機会が多かったり、小物は鞄と比べると手で触る機会が多かったりと、使い方が違うので、鞄と小物で色合わせをすると経年変化の違いも楽しめるかと思います。
思えば、私がこのお財布を使い始める時がちょうど鞄と同じ革(イタリアン・オイルレザー)で小物も販売し始めるという時で、経年変化サンプルとして育てよう!という意図もありました。
なるべく陽に当たるところに放置せず、鞄の中で大切に育てたお財布でした。
③『シェル・ロングウォレット』使用開始:2023年

- 革 :イタリアン・オイルレザー
- 色 :ブラウン
- 収納量目安 :カード16枚程度・お札15枚程度・小銭20枚以上
『シェル・ロングウォレット』は実は企画から携わらせていただいたお財布なので思い出たくさん。
ただ当時は自分は前のめりに使いたかったわけではなく、「イボーナに長財布のラインナップが少ないから企画してみよう」「サンプルの使用感を確認しよう」くらいのあっさりしたテンションでした(笑)
三つ折り財布から長財布への乗り換えはなかなかハードな決断…。
私はそれまであまり長財布を使ったことが無かったので、より慎重に企画した記憶があります。
長財布を使ってみてわかったこと
長財布、ものすごい使いやすいです。 びっくりするくらい使いやすかったです。
長財布ユーザーの気持ちがわかりました。当たり前ですが、お札を素直に真っ直ぐ出し入れ出来るだけでこんなに快適なんだという驚きでした(笑)
『シェル・ロングウォレット』の良かったところでいうと、
小銭ポケットが浅く作られているところ。 小銭が見やすくて取りやすいので、出し入れのストレスがありません。

そして地味ですが、大きなフリーポケットとは別にマチの無いフリーポケットがあるのがとても便利で重宝しました。 チケットやクーポンなど少し行き場に困るものをこのポケットに整頓していました。

久しぶりに開いたら、大事に取っておこうと思っていた2年前のチケットがこんなところに。
そして、『シェル・ロング』はフラップを広げてみると、実は結構大きなパーツでできています。 革の表情を存分に楽しめるかと思います。

革の表情は好みが人それぞれだと思いますが、個人的には少し自慢したくなるようなトラの入り方でお気に入りの個体です!
④『シェル・ハーフウォレット』使用開始:2024年

- 革 :イタリアン・オイルレザー
- 色 :ブラック
- 収納量目安 :カード10枚程度・お札15枚程度・小銭20枚以上
『シェル・ハーフウォレット』は『シェル・ロングウォレット』と共に発売されたお財布。
サンプルの『シェル・ロングウォレット』を使ってみたら想像以上に使い心地が良くて長財布にハマったなと思ったのですが、これまでミニ財布を使ってきた私は長財布が入る鞄をあまり持っていなくて…。
『シェル・ロングウォレット』のデザイン・形はとても気に入っていたので、気分で使い分けよう!と思い、『シェル・ハーフウォレット』を手にしました。
こだわったシェルハーフのお顔
『シェル・ロング』、『シェル・ハーフ』ともにフラップにステッチがなくスッキリしたデザインがお気に入りポイント。

企画時を思い出すと、『 シェル・ロング』が先に完成して、このお財布の二つ折りバージョンを作ってみようとなって、『シェル・ハーフ』が誕生しました。
『シェル・ハーフ』も『シェル・ロング』のような1枚革のフラップにしようかと思ったのですが、
お札は折らずに真っ直ぐしまう仕様にしたい!
でもフラップにはステッチを入れたくない!
と試行錯誤して、フラップの内側にもう1段別でお札ポケットを設けました。

一見シンプルな見た目ですが、中は意外と見たことない構造だったりします。 財布の内側でも革の銀面が多く見えるのがちょっと贅沢している感じでお気に入りポイントです。
私が使ってきた二つ折り財布でいうと、『トレーネ』はフラップを囲うステッチがアクセントにもなっているデザイン。
同じ二つ折り財布でもステッチのあるなしでかなり印象は変わってくるので、悩んだ時はそんなところも見ていただけるといいかもしれません。

『トレーネ』はイエローを選んだ私ですが、『シェル・ハーフ』はスッキリしたフラップと真鍮のギボシが合いそうなブラックを選んで、2つの違いをより楽しんでみました。
お財布遍歴といいつつ…
遍歴という書き方をしてきましたが、今でも4つのお財布を気分や用途によって使い回しています。
旅行に行く時は必要最低限を『三つ折りコンパクトウォレット』に詰めたり。
『三つ折りコンパクトウォレット』は、子どもとのお出かけの時も愛用しています。 抱っこしながら鞄の中の財布を探し出すのが面倒でズボンのポケットに入れて持ち歩いています。
『トレーネ・ウォレット』は家族共通のお財布として。
我が家では、夫婦共通のクレカやポイントカード、少し現金の管理にちょうど良いサイズ感です。
『シェル・ロングウォレット』はしばらくお休み中でしたが、最近大きめの鞄を企画中なので、また使い始めようかな〜と思ったり。

お財布、何個あっても良かったです!(笑)
なんだかんだで今でも全部が大切なお財布で、これからも経年変化を楽しみたいと思います!
最後に…
私の思い出込み込みのお話になってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
お財布は小物ですがパーツが多い製品たちなので、小さいながらも色々な革の表情を楽しめたりします。
(私は数ある製品の中でもお財布作りが一番好きです。細々と散らばったパーツの表情を合わせながら1つにしていく過程が楽しくて…。)
いっぱい手に取るお財布は経年変化も比較的早く楽しめると思うので、是非自分に合ったお財布を見つけて楽しんでいただけたら嬉しいです。
今回の読み物がそのお財布選びの参考になりますと幸いです。
スタッフ まゆこ











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